危ない・危険性のライブカジノの特徴は!ポイント解説
ミスターK
ライブカジノは稼げるという意見がある反面、出金申請をしてもお金を引き出せないという意見もあります。ライブカジノのサポートにその理由を聞いても、納得のいく返答がなければ不信感を持つことにもなるでしょう。
そこで今回は、危ない・危険性の高いライブカジノについて詳しく解説をします。
目次
ライブカジノは怪しいサービスなのか
ミスターK
お金が絡むサービスは何かとトラブルがあるものですが、ライブカジノもその例にもれずトラブル報告が見られます。
大抵の場合は、自分が預けたお金を引き出すことができないというものです。あるいはアカウントを突然凍結されて、資金を動かすことができなくなったという声もあります。
これがライブカジノ側の一方的な都合なのか、それともユーザー側に何か問題があるのかを確かめる必要はありますが、少なくともトラブルが発生する可能性があることは間違いなさそうです。
たとえユーザー側に何かしらの問題があったとしても、それが故意によるものではなく気づかずに行っていたものだとすると、ライブカジノ側の注意喚起が不十分であると言えるかもしれません。
以上を踏まえて、注意すべき危ない・危険性の高いライブカジノの特徴について見ていきましょう。
ライブカジノに不正の可能性があるのかを考える
闇雲に海外サービスのライブカジノは怪しい、危険だとしてしまうのは横暴というものです。
そもそもカジノそのものに危ないというイメージがあるからでしょう。そこでライブカジノが危ない・危険性が高いと思われる理由を考えてみます。
ライブカジノは損をするから危険なのか
危ない・危険性が高いという言葉には、損害を受けるという意味合いがあります。では危ない・危険性の高いライブカジノから、どのような損害を被る可能性があるのでしょうか。
ライブカジノのアカウント口座にユーザーはお金を預けています。ライブカジノに危険性があるとすれば、そのお金を失うということを意味するでしょう。
では、ユーザーがライブカジノに預けたお金を失うのは、どのようなシチュエーションでしょうか。
たとえばカジノゲームでお金をベットし、負けてしまったのでお金が少なくなってしまったとします。この一連の流れだけを見ると、特に問題はありません。株式投資でもFXでも、お金を投じて見込み通りに相場が動かなければ損をします。
損をしたという結果だけを見れば、株式投資もFXも危険だと思うかもしれません。その意味では、ライブカジノも危険です。
しかしお金を賭けたのはユーザーの意思によるものですし、その結果にはユーザー自身が責任を持つべきです。金融商品にもライブカジノにも、「自己責任」という言葉を表記しています。
つまりユーザー自身の意思でお金を賭けて、見込み通りの結果とならずに損をしても、それはライブカジノ側の責任ではありません。危険なのは損失のリスクを理解していないユーザー自身と言えます。損失を被るのが嫌ならば、最初からプレイしなければよいのです。
ただしこれは、カジノゲームに不正がなければの話です。
ライブカジノのゲームそのものに危険性はあるのか
ライブカジノはネット回線を使ってゲーム進行を配信しています。もしもその過程で何かしらの不正があるとすれば、ユーザーは不当に損失を被ることになります。
もしそのようなライブカジノがあれば、それは危険以外の何物でもありません。
しかしライブカジノで契約しているソフトウェア会社は、配信しているゲームプログラムに関しては第三者機関のチェックを受けて不正がないようにしています。
また同じソフトウェア会社のカジノゲームを複数のライブカジノが提供しているので、もし不正があれば多くのユーザーから報告が出てくるでしょう。
つまり、ライブカジノのゲームそのものは不正の可能性が極めて低いと言えます。
ライブカジノで出金できない理由を考えてみる
次にライブカジノに預けたお金を出金できないという事例について考えてみます。
ライブカジノは出金するための条件を明記している
ライブカジノでは最初から、出金するために必要な条件というものを利用規約などに明記しています。なぜ自分が預けたお金を引き出すのに、条件を付けられるのか疑問に思うかもしれません。
たとえばライブカジノを銀行に例えた場合に、お金を預けても銀行が定めた条件をクリアしなければ引き出せないのと同じようなものだと思うかもしれません。しかしライブカジノと銀行は違います。この点に関しても、利用規約に記載してありますし、たとえばベラジョンカジノは利用規約4.5にユーザーアカウントを金融機関として扱うべきではない旨を記載しています。
出金するための条件は具体的に、以下の2つです。
・アカウント認証による本人確認
・入金した金額以上のベット
1番目は銀行やFX業者などでも行うことなので、特段珍しいことではありません。2番目もマネーロンダリングといった犯罪行為に利用されないための処置なので、これもしかたがないことでしょう。
このように利用規約などに明記していることを守らなければ、出金できないとしても文句は言えません。もちろん、ライブカジノが危険であると言うこともできないでしょう。
問題はこのような条件をきちんとクリアしているにもかかわらず、お金を出金できない時です。
ライブカジノで出金できない理由として考えられること
ユーザーはきちんとライブカジノが定めることに従っているのに出金できないとなれば、不信感も出てくるでしょう。そのようなライブカジノは危ない・危険性が高いと言えます。
では具体的にどのような利用で出金できないことがあるのでしょうか。
まず1つは、ライブカジノの破綻です。
金融商品を扱う業者は、信託保全というものを課せられています。これはユーザーから集めたお金を銀行などに預けて、万が一破綻した時にユーザーが被害を被ることがないようにする仕組みです。
しかし金融商品を扱うわけではないライブカジノには、このような信託保全は課せられていません。少なくともすべてのライブカジノの利用規約に、ユーザーを保護する信託保全があると明記されているわけではありません。
ライブカジノはライセンスを取得しなければ運営できませんが、そのライセンスの取得と維持のために厳しい審査を受けています。その審査の中には、ライブカジノの経営内容も含まれるので破綻リスクは少ないと考えられます。しかしこれは絶対ではありませんし、信託保全がない以上は破綻時にユーザーへお金が返却される保証がありません。
そこで危ない・危険性が高いライブカジノの特徴のひとつとして、破綻リスクが高いということが挙げられます。
ライブカジノの利用規約をチェックしてみる
ライブカジノに出金申請をしても受理されない、あるいは突然にアカウントを凍結されたという場合には、まずサポートに連絡することになります。そこでサポートから理由を聞くことになりますが、おそらく多くの場合は利用規約に従って、というものになるかと思います。
つまりユーザー側に不備があるため、出金には応じられない、アカウントを凍結せざるを得ないというわけです。
そこでユーザーは利用規約を再度確認することになります。するとそこには確かに、サポートで言われたことが書かれている、ということがあるでしょう。
この場合は完全にユーザー側の不備と言えるのでしょうか。もちろん利用規約をきちんと読んでいないと言われればそれまでです。しかし、ユーザーに不利益となる可能性があることは、重要事項としてわかりやすく明記すべきではないでしょうか。禁止事項も具体的に記載しておかなければなりません。
そう考えると、ユーザーが気づかずに規約違反をする可能性が高い禁止事項などは、わかりやすいように明記するのがライブカジノ側の責任であると考えられます。
つまり、そのような処置をしていないライブカジノは危ない・危険性が高いと定義してもよいのではないかと考えられます。
利用規約については後ほど詳しく検証してみます。
ライブカジノの経営リスクで危ない・危険性が高いサービスをチェックする
本物のカジノ(ランドカジノ)は勝利金の不払いがないかをチェックすればよいのですが、ライブカジノは経営破綻をすると預けたお金が戻らない可能性があります。そこで経営面からみた危ない・危険性の高いライブカジノの特徴を考えてみます。
経営リスクの高いライブカジノとは
経営破綻の危険性が高いライブカジノとして考えられるのは、ユーザー数が少なく預け入れ金も十分ではないのに、出金限度額を高く設定しているところです。
大抵のライブカジノは出金限度額を設定しています。これは1回あたり、あるいは1ヵ月あたりで最大いくらまで出金できると定めるものです。総額としてはもちろん、アカウント口座にあるお金すべてを引き出すことはできます。ただ、いっぺんに全部を引き出すことはできないということです。
これは一度に多額の出金申請に応じてしまうと、運転資金が枯渇してライブカジノの運営が難しくなるリスクがあるからです。
出金限度額が高いライブカジノはリスクも高いと認識すること
ユーザーとしては、なぜ自分のお金を引き出すのにそのような制限を受けなければならないのか不思議に思うかもしれません。
しかし、銀行も同じように出金限度額を設定していることを忘れてはいけません。
出金限度額 | |
セブン銀行 | 初期設定で50万円 |
ソニー銀行 | 1日・1回あたり20万円 |
銀行といえども、一度に多額の出金手続きをされては経営に影響を及ぼします。たとえば過去には破綻の噂が流れただけで、多くの預金引出しによる取り付け騒ぎが起こり、破綻の危機に陥った銀行があります。
これはライブカジノも同じです。限度額が高くなるほどに、場合によっては運営に影響を及ぼして破綻の危険性すらあります。
しかしライブカジノの数は相当数ありますし、日本語に対応するサービスも増えています。カジノゲームそのものは契約しているソフトウェア会社が提供していますし、ほかのライブカジノと差別化を図るとすれば使い勝手の良さを高めるしかありません。その1つとして、出金限度額の高さがあります。
出金限度額を高くすれば訴求力はあります。しかし見込み通りにユーザーが集まらなければ、さらに言えば預け入れるお金が増えないと経営リスクが高まります。
ライブカジノのユーザー数は簡単に比較できないので、出金限度額が高いライブカジノにはある程度のリスクがあると考えておくとよいでしょう。
利用規約で見る危ない・危険性の高いライブカジノ
次に、ユーザーの不備により出金できないトラブルが発生しやすいライブカジノを考えてみます。
出金できない時の条件が利用規約に記載されていないケース
出金できない、あるいはアカウント口座が凍結された場合にサポートへ連絡すると、何かしらの理由を説明されると思います。そしておそらくその理由の根拠は、利用規約にあります。
もちろん最初から利用規約に無い理由を説明されるようなことがあれば論外です。そのようなライブカジノは危険以外の何者でもありません。
しかしユーザーとしてみれば、利用規約にない禁止事項などを持ち出されても、そのような事態が発生してからでなければわかりません。出金に関するトラブルは口コミで出回っているのでチェックしておきましょう。もし利用規約に載っていない理由で出金申請を拒否するようなライブカジノがあるならば、利用しないことです。
利用規約がわかりにくいライブカジノは危険性が高い
問題はサポートが言うように利用規約に禁止事項が記載されているものの、わかりにくいという場合です。
ユーザーとしては利用規約に目を通し、内容に同意の上でサービスを利用するというのが義務となります。しかし、禁止事項をわかりやすく明記していないライブカジノは問題があります。これが意図的なものであるかどうかは関係ありません。
たとえばベラジョンカジノの場合、利用規約に「7.アカウントの閉鎖」という項目があります。その中で7.1と7.2(i)~(vii)、7.3において、細かくアカウント閉鎖につながる規定が記載されています。この中にはゲームにおける不正行為も具体的に記されています。
このように細かく禁止事項などが書かれていればわかりやすいので、違反した場合には文句は言えないでしょう。
しかしライブカジノの中には、たとえば利用規約に「ユーザーが不正行為や詐欺行為などの疑いが発生した場合、当方が支払うべき資金すべてを合法的に回収する」といった内容を記載するものがあります。ここには具体的に不正行為とは何を指すのかが記されていません。
また「ライブゲームのプレイにおいて、あるゆる疑わしき行動がある場合、当方が支払うべき資金すべてを合法的に回収する」とありますが、具体的な疑わしき行動が何であるか定義されていないものがあります。
このような記載を利用規約にしているライブカジノは、危険性が高いと言ってよいのではないでしょうか。不正行為や疑わしき行為をどのように判断するのかは、完全にライブカジノ側に委ねることになるからです。
禁止事項があることを記載していても、その具体的な内容が書いてないライブカジノは注意しましょう。
まとめ
ライブカジノの中には確かに危ない・危険性が高いサービスがあります。
・出金限度額が高い
・利用規約の中で禁止事項が具体的に記されていない
このようなライブカジノには注意が必要です。
出金限度額に関しては、あくまでも経営上のリスクが高いということで、必ずしもユーザーに不利益が生じるというわけではありません。問題なくプレイできるかもしれませんし、あとは自己責任で利用するかどうかを決めるとよいでしょう。
利用規約に具体的な禁止事項が記されていないライブカジノは、トラブルが発生する可能性が高いと言えます。ユーザーの責任で、そのようなサービスを利用するかどうかを決めることが大切です。
また、自らの判断に自信が持てない場合は、他のユーザーの評判も参考にするとよいでしょう。
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